コラム 青空イーザッカマニア

第9話【「たまたま」が「たまたま」つながった奇跡】

47つの都道府県

1741つの市区町村

4917つの有人無人あわせた大小様々な島々

1億2679万人が暮らす我が国。

※参照資料:総務省ホームページ

どこにいっても共通するのは

食べること

飲むこと

住むこと

そして

着ること

 

 

青空イーザッカマニア計画

これは、一通のお葉書から始まったとてもとても壮大な、私たちの夢がたくさん詰まったちょっと無謀なチャレンジのおはなし

 

女神降臨

突然ですが残念なお知らせがあります。

とても残念だったので、クイズ形式にしたいと思います。

 

 

Q次にあげる残念なことの中から正解を答えよ

 

 

  1. ブログの連載の終わりが見えなくなったから、一旦休む
  2. トイレにはいってからトイレットペーパーがきれていることに気がついた
  3. マヤさんはもう波照間島に住んでいなかった
  4. 酔っ払ってカラオケにいったら携帯をなくした

 

 

勘が鋭い皆さんならば、すでに答えはわかっていることであろう。

1以外正解。

すばらしい。

 

 

 

さて、次に「うぉぉぉぉぉ!」っとなるお知らせがあります。

とても「うぉぉぉぉぉ!」っとなったのでクイズ形式にしようと思います。

 

 

Q次にあげる「うぉぉぉぉぉ!」っとなったことから正解を答えよ

 

 

  1. 妹が結婚することになった
  2. ないと思って悲しんでいたトイレットペーパーが実はあった
  3. マヤさんが企画に快く協力してくれることになった
  4. 久しぶりにはいたジーンズのポケットから1000円札が発見された
もうおわかりだろう。
2以外正解。
すばらしい。
ということで、事実をまとめよう。
茶番が挟み込まれたから。

まず残念なお知らせから

不安が的中。
▼消印を確認して不安に陥ったあのシーンをもう一度
波照間島からおハガキを送ってくださったマヤさんは、すでに波照間島に住んでいらっしゃらなかった。
事情があり、石垣島に引越しをされていたのだ。
続きまして「うぉぉぉぉ!」っとなるお知らせ
不安は掻き消された!
▼私が一人で盛り上がってしまって不毛な「負」の妄想をもう一度
私のネガティブな妄想はただの不毛な妄想だった。
なんと、マヤさんはこの企画に快く協力してくれることになったのだ。
波照間島にはすでに住んでいないのにも関わらずだ。
なんてことだ。女神か!
だいどんでんがえし
残念なこと<<<「うぉぉぉぉぉ!」

「たまたま」の奇跡

実は2年前にマヤさんは波照間島に渡ったんだそう。
「日本最南端の地で働きたい!」そう思って、履歴書を握り締めて。
2年間働いた後、諸事情により、ちょっと前に石垣島にお引越しをされたんだそう。
お世話になった島の人のみんなにちゃんとお別れができなかった。
みんなに楽しんでもらいたいし、ありがとうを伝えたいから是非一緒にさせてほしい。
私がバトンを渡したドリームチームのインタビューにマヤさんはそんな思いを伝えてくれた。
それを聞いたとき、胸の中の風船がじわじわじわじわと膨らんでいく感覚がした。
『感極まった』とかそういう類のものではなくて、なんていうんだろう、テンションがゆっくりとじんわりと膨張しながらあがっていくという感じ。
簡単にいうと、泣いた。
あまり安っぽい事を言うのはアレなんだが、これはもはや「運命」とか「奇跡」とかそういう類のものなんじゃないだろうか。
だってそうじゃないか。

 

「たまたま」楽天市場の20周年企画に声をかけていただくことになって
「たまたま」私たちのやりたかったことがぴったりはまって
「たまたま」波照間島から私たちにおハガキを送ってくださったお客さまがいて
「たまたま」そのハガキのことを思い出した浅野がいて
「たまたま」そのお客さまも『ありがとう』を伝えたい人たちがいて
「たまたま」3者のやりたいこととタイミングがあった
こんなにたくさんの「たまたま」が集まったのに、その「たまたま」が「たまたま」つながった。
「たまたま」のつながりがやばい。
女神:『このタイミングでおやりなさいな』
そんな風に導かれたとしか思えない。
だってそうじゃないか。
私は、運命とかそういうものはあまり信じないけれどもそれでも、何か感じてしまう。
ちょっとまた脱線するのだけれども、
私がzootieに入る前に浅野に飲みに連れて行ってもらった。
要するに、「飲み面接」ってやつだ(笑)
その時に浅野が
今がんばっていることは5年後につながってる
あなたが5年前にがんばっていたからこそ、この出会いがあったんだと思う
この出会いを「チャンス」だと思ってくれるならそれはあなたが作ったものなんだ
という感じのことを話してくれた。
ちょうど5年前、私は夫の転勤で北海道に転勤した。
それまで店舗勤務をしていたので、「辞めないとならないんだな。」と思った。
社長の今石に挨拶のため電話を入れたときに、今石は私に「やめんの?家でできることもあるんじゃないの?」と言ったのだ。販売のスキルしか持ち合わせていない私に。
ありがたいことに、私は退社することなく北海道では家で仕事をさせてもらった。
今もたいして変わりはないんだけど、なにもかもアナログでなにもかも遅くて、なにもかも中途半端で。
色々と自分と自分の環境のせいにして、やり過ごそうとしていたことにイライラしていた。
浅野をはじめ、色々な人にケツをたたいてもらったり、支えてもらったりしながらも腐ったりしていた。
初めてと格闘しながら、そして、色々な感情にもまれながら仕事をしていた時期。

この先どんなことがおこるかは予測はできないけれども、またチャンスをつかめるように。

 

そのころから今、5年が経ちました。
運命や、そういったスピリチュアルの類のものはほとんど信じられない私なのだけれども、それでも、やっぱり、この「たまたま」もやっぱりそういうことなのかな?とか思ってしまうわけで。

ただ、毎日の生活だったり、今までだって、小さい「たまたま」や大きい「たまたま」がいくつも重なってきたのだろうとやっぱり思うわけなのだが、くっつかなければバラバラだった、別々のところで暮らし、別々の仕事をしている別々の人たちの、いくつもの「たまたま」がつながったということはやっぱりグッとくるものがあったのは確かだった。

 

次回:もう一人のzootieちゃん
そろそろ波照間島行くと思った?
まだ行かない。

 

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血液型B型。好きなもの / 愛犬・ゲーム・アニメ・シャツ・靴。きらいなもの / 虫全般・うなぎ・にんじん。スタイリングのことならものすごい。

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