これは楽天大学の仲山さんがシェアしていた記事です。元ネタはロチェスター大学のエドワード・デシとリチャード・ライアンが、人間の働く動機を6つのカテゴリーに大別したものです。ずいぶん前にこれを仲山さんから聞いて衝撃を受けました。読み返していて半年前にオーナーが入社するスタッフに向けたBOOKに書いていた内容を思い出しました。
20代の僕はただ生活のために仕事を懸命にしていました。
ラッキーなことに、この会社が好きだと言うスタッフに恵まれていきました。 これはただラッキーだったと思うけれど、そんな出会いがあったからこそ今のズーティーや僕があります。
いつの間にか、一緒に働くスタッフが楽しくやりがいを持って働いてくれることが僕のモチベーションになり、みんなが成長できるような場所を作ることが僕の使命となっていきました。
はじめは、経済的プレッシャーだけで仕事をしていたけれど、一緒に働くスタッフのおかげで、①〜③の働く理由になっていったという話。
最後にはスタッフに贈る言葉として
【僕が大切にしている4つのやること】
● 仕事は楽しめるように自分で工夫すること。
● 常に前向きであること。
● 成長し続けること。
● 人生が豊かになるような仕事をすること。
と書かれていました。 オーナーの働く理由は①〜③に含まれています。 はじめは経済的プレッシャーで働いていたのに。
オーナーは最近少年サッカーのコーチを始めました。 ずっと頼まれていたけど極力やらないで済むようにしてたのに、突然『コーチやるわ』と言いだしました。
『どうしてサッカーのコーチ引き受けたの? 』と聞いたら『やりたいと思ってやっている人もいるけど、そうじゃない人もいて、時間的にも制限があるから中途半端に関わるくらいならやめておこうと思っていたんだけどね。 でもこれって誰かがやらなきゃいけないことでしょう? 子どもたちが楽しくサッカーできるようにお金が出るわけでもないのにコーチを引き受けてくれている人がいるんでしょ? それは関わっている全員にやる理由があると思ったから。 やるなら楽しみたい』と言いながら【子供に教えるサッカー入門】という本を読んでいました。
そこには楽しもうとするオーナーの仕事への姿勢や、そうありたいと思う気持ちが表れていて、はじめに書いた【働く理由6つ】をもう一度思い出していました。
コーチの中ではペーペーです。
普段と変わらず発言も少なめ。
きっとこういうの得意じゃないんだろうなと思いながら、不得意な中でもどうやって楽しんでやろうか、意義を見つけていこうかと無意識にやっているのを見て、こんなふうに働けたらいいなぁとぼんやりと思いました。
みんなの【働く理由】はどこにありますか?
浅野 かおり