47つの都道府県
1741つの市区町村
4917つの有人無人あわせた大小様々な島々
1億2679万人が暮らす我が国。
※参照資料:総務省ホームページ
どこにいっても共通するのは
食べること
飲むこと
住むこと
そして
・
・
・
着ること
青空イーザッカマニア計画
これは、一通のお葉書から始まったとてもとても壮大な、私たちの夢がたくさん詰まったちょっと無謀なチャレンジのおはなし
あらたな仲間、弊社の新入社員である「しみちゃん」を加え、波照間島がどんどん近づいてくるのだった。
波照間島はやっぱり遠かった
前述したが、波照間島はやっぱり遠い。
要するに「離島」。
離島も離島だ。
マヤさんからの情報もあり、波照間島の様子がどんどんわかってきた。
《パッと行ってパッと帰ってこれると思うな》
波照間島までの経路。
石垣島まで飛行機で行き、その後は高速船で波照間島に入るのだが、これが鬼門らしい。
外海を通らないと波照間島にはたどり着けないらしく、どうやらその外海がやばいとのこと。
波が非常に高く、そもそも荒れているため、風が強いとすぐに欠航になるらしい。
そのため、例えば石垣島から波照間島に渡れたとしても、波照間島から出られなくなる・・・なんてことも珍しくなくあるらしいのだ。
天候のこともあるし、予備日を何日か設け万全の体制で臨まないとならない。
《何でも現地で買えると思うな》
波照間島の島内にはお店が3つ。
いずれも『売店』と呼ばれているお店で、そう、いわゆる『売店』。
ちょっとした日用品は売っているのだが、満足な量でも品揃えでもないそうだ。
もちろんお土産用のTシャツを除いては、洋服はない。
そして、ましてやそこには島の人たちの生活がある。
「ついうっかり」で『必要』な人が買えないという事態は避けないとならない。
《すぐに何でも届くと思うな》
現地で物資をあまり調達できないということで抜かりなく準備を行いたい。
そして、驚いたのは到着までの日程。
1日だけではあるものの、お店を開くため、ある程度の荷物を送らないとならない。
波照間島までの経路は前述したが、余裕をもって発送をしないと「荷物が届いてない。」なんてことになりかねないのだ。
これは・・・
スケジュールをきちんとたてた上で色々な準備をせなあかん。
あかんやつや。
東京から2000km
日本最南端の島「波照間島」
伊達じゃない
波照間島とイーザッカマニア
企画が固まり、仲間も固まった。
スケジュール的に全員が一箇所に集まっての打ち合わせはできなかったため、テレビ電話でのミーティングをはさみながら、青空イーザッカマニアin波照間島はどんどん近づいてきていた。
私は主に《1日限定のお店を作るため》の準備を行っていった。
簡単な売り場の図面を作ったり、必要になる備品や商品の選定やそれらのピック、などの準備をしみちゃんと手分けをして行っていた。
準備はそれなりに、そして、着々と進んでいた。
その準備の過程で、「波照間島にはマヤさんの他にうちのお客さまはいらっしゃるんだろうか?」
ということを思い、調べてみると・・・
なんとイーザッカマニアストアーズでお買い物くださっていたお客さまが11名もいらっしゃった。
人口500人の波照間島でだ。
島の総人口の2%の方に私たちの商品が届いていた事実。
そのお客さま達にも是非実際に見ていただきたい。楽しんでいただきたい。
となると、お店を出す場所がとても重要になってくる。
私たちがお店を出そうと思っている場所はニシ浜という日本一綺麗な浜辺に選ばれたところ。
ただ、マヤさんのおはなしによるとニシ浜は集落から離れているので、島の方がそんなにくる場所ではないそう。
盲点だった。
私たちは撮影が入ることもあったし、すでに妄想の中では浜辺でワンピースが風に揺れている様がチラチラしていたため、ビジュアル的な面でニシ浜を選択した。
▼波照間島の地図(※参照先:離島ドットコムより無料地図画像)
地図をちょっと色づけしてみた。
青い部分が集落。
ピンクの部分が私たちがお店をする「ニシ浜」。
距離にすると2km弱。
歩くと25分から下手をすると30分の距離。
外は灼熱。
島の皆さんがいくら慣れてるとはいえ かなり『わざわざ』来ないとならない場所なんだそう。
確かに・・・。
真夏に2kmの炎天下の中を歩いてこいといわれたら、ちょっと無理。
バスとかタクシーに乗ってしまう。絶対。
今回の《青空イーザッカマニア》は前にもお伝えしたとおり楽天市場20周年企画との連動企画。
動画の撮影許可
展示の許可
物販の許可
などが私たちが商品や備品の準備をしている時に、なにやら難しい作業が平行で行われてきていた。
場所を変えるとなると、それがまた一からやり直しになってしまう。
そして、我々には、時間的な猶予はもうそんなに残っていないのだった。
次回:マヤさんもパーティーに加わった
私にも時間的な猶予がなくなってきた。