47つの都道府県
1741つの市区町村
4917つの有人無人あわせた大小様々な島々
1億2679万人が暮らす我が国。
※参照資料:総務省ホームページ
どこにいっても共通するのは
食べること
飲むこと
住むこと
そして
・
・
・
着ること
青空イーザッカマニア計画
これは、一通のお葉書から始まったとてもとても壮大な、私たちの夢がたくさん詰まったちょっと無謀なチャレンジのおはなし
おハガキをくださったお客さま「マヤさん」も一緒に企画に参加してくださることとなり、波照間島がどんどん近づいてきた。
仲間をもう一人増やしたいというはなし
波照間島で1日限定のお店を開くべく、どんどん準備は進んでいった。
そんな中「もう一人連れて行きたいねぇ」という話になった。
実は私たちは「通称:ポップアップショップ」を年間通して何回も行わせていただいている。
最初は本社のある神戸の百貨店さんから声をかけていただき、1年に1回の開催からのスタートだったのだが、今はありがたいことに全国の百貨店や、ファッションビルの皆様から声をかけていただき、それこそ全国津々浦々に出没させていただいている。
普段、実際に見ていただけないお客さまや、イーザッカマニアを知らなかったお客さま。
色々なお客さまに足を運んでいただき、お話をさせていただく、とても楽しいイベントなのだ。
ただ、裏側をちょこっとお話しすると・・・
ポップアップショップというのは、いわゆる期間限定ショップだったり、百貨店の催事場で行う催事だったりするのだが、これが結構大変なもので。
何が大変かというと一番大変なのが「準備」。
準備時間が決まっているので結構な短時間で何千点という商品を陳列し、ディスプレイし、お店を作る。
ただ、お察しのとおり、まぁ、私は本当に使えなくて。
以前札幌に催事の設営にいった際、パッキン(洋服がたくさんつまったダンボール(結構重い))を10個くらい運んだだけでちょっとしたぎっくり腰になってしまい、スタッフから戦力外通告を出され、みんなが激しく動く中、一人介護されながらハンギング(洋服をハンガーにかける)をひたすらする。という見事な無能っプリを発揮したのだが、まぁそれはさておいて、お店を作るのはとても楽しいけれども、とても大変。
浅野と二人でもできなくはないのだが、いつもと環境が違うし、それこそ時間が限られている中での設営になるので、やっぱりちょっと不安だった。
それと、もうひとつ。
たぶんこれが本当の理由。
《ふたりじめ》するのはもったいない経験だったから。
だって、私たちの『はじめて』のこと。
経営者の浅野と、わりとベテランの私だけで《ふたりじめ》しちゃうのは本当にもったいない。
ということで、さっそく人選をすることにした。
欲深い私は、とても頭を悩ませてしまった。
「パッ」と浮かんだのは、この青空イーザッカマニア計画の話をしたら勝手に『スケジュール空けてますから、いつでも行けますし。』と聞いてもいないのにドヤ顔で言ってきた、LABのスタイリストでもあるマツダ。
彼女とはもう7年も顔を突き合わせて働いてきているので、ツーカーな感じ。
正直いうと彼女がいたら「楽だろうな」と思った。
だって、ああして欲しいとかこうしたいが多分言わなくてもある程度わかるような感じだから。
(たまに大きな勘違いをして、喧嘩になることもあるけど・・・)
ただ、彼女はいつもポップアップや、実際に実店舗の店頭でお客さまとそれこそマンツーマンでお話したりしているし、どうせだったらそういう体験が普段できないスタッフを連れて行ってあげたいなと。
ただ、なかなかどうして選べない。
そこで、弊社の3大飲兵衛のうちの2名に相談をしてみた。
どんだけ飲兵衛かというと・・・
私は彼女らと飲みに行くのがいつもとても楽しみで。
神戸にいる彼女たちと東京にいる私だから、そんなにしょっちゅう飲みに行くことができないからというのもあるけれども、彼女たちと話をするのがとても楽しいからっていうのが一番の理由。
仕事の話も、そうじゃない話もたくさんするんだけど、いつもなぜかなんの話をしたのか全く覚えていない。
理由は至極簡単。
飲みすぎるからだ!
もう本当にとめどなくよどみなく飲む。
もう全員千鳥足になってもどんどん飲む。
大事な話がしたかったとしても、飲む。そして多分飲みながら大事な話をしているはず。
そういうところも含めてとても素直でいれるし、なによりもその場所がとても心地がいいのだ。
また脱線したけど。
そうそう、そしてこのことを彼女らに相談した。
そして、ちょっと経ってから返事が返ってきた。
「しみちゃん連れてけば?」
ものすごくしっくりくる返事だった。
しみちゃんが仲間になった
しみちゃんは4月に入社したばっかりの新入社員。
この話が出たのは4月の半ば。
しみちゃんは、絶賛研修中で、色々な部署をまわりながら、色々な初体験をしてもらっているときだった。
右も左もわからないしみちゃんに経験してもらうのにはもってこいじゃないか。
だって、私たちの理念もやりたいこともはじめてのこともたくさんが詰まったこの「青空イーザッカマニア計画」。
それを直に感じてもらえることができるなんてとてもすばらしい。
自分の中だけで決めずに、彼女らに相談してほんとうによかった。
そして私の中でもうひとつの「青空イーザッカマニア計画」が追加されたのだが、それはまた別の機会に。
次回:波照間島はやっぱり遠かった