ズーティーBOOK

お手紙のこと

いま使っているコースターの文面をみたことがありますか?

17年

『この度は、数あるお店の中からイーザッカマニアストアーズをご利用いただき、誠にありがとうございます。お客さまより頂いたご注文は大切に検品・梱包いたしましたが、万が一商品に誤送・不良・輸 送中の破損等がございましたら、お手数ですが下記までお知らせ下さいませ。早急に対応させていただきます』

こんな文章のあとに、手書きで

『ありがとうございます ◯◯』と自分の名前を添えてご注文いただいた商品と一緒にお包みしてお届けしています。

お客さまのブログより

実はこれは、創業当初17年前から文面は変わっていません。

しかも、当時は全文を手書きしていて、出荷しているお店のスタッフが友だちに手紙を書くように、イ ラスト や個別のメッセージなんかを入れたりしてお届けしていました。

もう、印刷しよう

しばらくしてお店のスタッフの手が腱鞘炎になってしまうほど出荷量が増えてしまった時に 『もう、印刷しよう』とわたしが提案をすると、スタッフが

『かおりさん言いましたよね?うちみたいな小さい神戸のお店にネットを通じてご注文してくれるのなんて奇跡的だよね、怪しいし、不安もいっぱいだろうね。だからお手紙をつけて感謝を伝えたい!って 言いましたよね?』

そう言われました。

 

もちろんそれはウソじゃなかった。

でも、毎日手を傷めるほど書き続けていくことは違うんじゃないかと思ったんです。

その気持ちはすごくすごくウレシかったけど、ふたりで散々話し合って『ありがとうございます』という言葉だけは自分たちの字で書きたいということで現在のお礼状の形にな りました。

(その後、捨てられる紙ではなく、再利用ができるようにとコースターデザインになって現在にいたります)

お客さまは「奇跡的に出会った人」

みんなの先輩である当時のスタッフのこの気持ちは、今のわたしのがんばりの原動力にもなっています。

お客さまは神様でも何でもない。

わたしたちのお店でお買い物をしてくれる『奇跡的に出会った人』なんだと思います。

 

その気持ちを大切にしたいし、こうして大切に包んで出荷してくれる仲間がいるからこそ、今もなお続けていけるんだと思っています。

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創業メンバー ●めんどくさがり●異常に忘れっぽい●普通がキライ●趣味を探すのが趣味●かっこいいアウトドアギアに萌える●世の中のオンナノコのテンションがちょっと高めだと世界が平和になると思って生きています。

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