六アイ実習が終わり、梅雨らしいじめじめとした蒸し暑さを感じる六月中旬、
いよいよラボ実習が始まりました。
スタイリングラボチームは、東京支社と神戸岡本にある実店舗で
・お客様との窓口(=接客)
・情報発信(=広報)
大きく分けて2つの視点から、“洋服を着る楽しさ”をお届けしているチームです。
お客様の窓口としては、店舗運営やお問い合わせ・レビューへの返信を行っています。
情報発信の場としては、「服mania」というメディアで、お洋服に関するお悩みの手助けとなるような記事を掲載しています。
ラボ実習は、zootie stylingLAB「スタイリングラボ」実習(1週間)、
zootie×fablica神戸岡本店で店舗実習(1週間)、の計2週間実習を行いました。
今回はラボ実習広報編の実習レポをお伝えしたいと思います!
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実習中の仕事内容
画面とにらめっこ
stylingLABのお仕事の広報活動には、服maniaとおすすめマニアというものがあります。
洋服の教科書として洋服の着こなし術などを配信したり(服mania)、
スタッフが今おすすめしたい商品を紹介する記事(おすすめマニア)の執筆で情報発信しています。
私たちが出されたstylingLAB実習での課題は、服mania2本とおすすめマニア5本(1日1本)。
六アイ実習とは一変して、パソコンとにらめっこして過ごした一週間であり、
“言葉”と真剣に向き合った期間でもありました。
“想像”できる言葉選び
皆さんは文章を読むとき、何を考えながら読んでいますか?
文字や文章の内容からその人の感情やテンション、情景など“想像”しながら読みますよね。
おすすめマニアや服maniaでは、服の良さを文章だけで発信します。
着る楽しさを文字で伝えるためには、【想像】というものが重要なポイントでした。
初めてのおすすめマニアで、シアー素材のギンガムチェックのチュニックアイテムを書いた時のことです。私は最初、この記事の冒頭に『ギンガムチェックが着たくなる季節になりました』と書きました。
マツダさん「ささやんはなんで夏=ギンガムチェックだと思ったの?」
私 「なんか懐かしさとか、海岸に映えるイメージがあるからですかね」
マツダさん「じゃあそれを伝えればいいんじゃないかな」
このギンガムチェック=夏というのは私の価値観の中の話であり、読む人が全員そう思うとは限りません。私は、いつの間にか読み手を選ぶ記事を書いてたのです。
そしてこの一連の流れが、人に伝えるということの確信をつく大きな気付きとなりました。
修正後の文章がこちら。
『夏休みのお出かけ、特別な日だから、“ちょっと上品”にしたい。
天気がいい日、景色が綺麗なところや海へお出かけ、“写真に映える華やかさ”がほしい。』
どうでしょうか。
「確かにこんな日にこの服が着たいな。」「こんな日にこの服を着るとテンションが上がるかも。」
と、読み手が着ている姿を想像できる言葉選びを意識するだけで、こんなにも伝わるんです。
想像を具現化することの大切さと難しさを身をもって実感できた実習でした。
私なりに考えてみた
言葉というのはその人の“想像の仕方”によっていろいろな形に変化します。
想像もまた、終わりがなく予測が難しいものです。
そのため、想像のすべてを相手に委ねるのではなく、文章や言葉で想像の手助けをすることで
こちらが伝えたいことがより鮮明に伝わるのかもしれません。
以上、ささやんのラボ実習広報編でした!
ここまで読んでくださりありがとうございました🐤