採用活動 新卒日記

ろいの新卒日記~六アイ実習編

ズーティーの一員になりました

地元神戸の、元町駅。
学生時代から幾度となく訪れたその場所が、まるで初めて足を踏み入れた土地のように感じた4月1日。

画面越しでは会っていたけど、初めて実際に会う同期、先輩方、伊藤さん……。
初めてづくしの入社式、緊張に震えながら話した自己紹介、たまに目が合って心を安らげてくれる伊藤さん……伊藤さんかわいい。
目の前には話したことはないけど知っている方たち(カモン!ズーティーで自己紹介記事を読み込んでいたため)がたくさんいて、なんだかとっても不思議な景色でした。

第一印象、「あったかい」
入社式ですでに感じる人のあたたかさ。

そして私はこの後、六甲アイランド倉庫(以下:六アイ)での実習においても
この「人のあたたかさ」に触れることになるのでした。

「あたたかさ」の話

だけど、やっぱり不安…

仕事仲間」って、どんな感じ?
入社前のイメージは、同じ部署の人としかほとんど関わりがなくて、どんな人がどんなフロアでどんな仕事をしているのかはよく知らない。
そんな感じなのかな、と思っていました。

でも、ズーティーはそうじゃなかった。
壁のないフロアでチームや歴の垣根なくそれぞれの持つ強みを活かして互いに補い合いながらお仕事をされています。
日々のコミュニケーションが活発に行われていることが、朝礼の様子からわかっていただけるかと思います。
人見知りだけどどんな人なのかを知りたい!という欲がある私にとって、この時間は大変ありがたく感じています。

とはいえ入社3日目から始まった六アイ実習。
本社の人のこともまだ良く知らないし、同期ともうまく話せていない!
そんな状態で始まる実習…大丈夫かな?

そして、六アイ実習では発送、検品、商品管理、カスタマーの研修を行いました。
※詳しくは同期(かなやんななちゃん)の記事をご覧ください!

2日目からは新卒ず3人が検品・商品管理・カスタマーそれぞれ別のチームに分かれて、1週間ごとにローテーションしていくという流れでした。
1人で知らない場所に飛び込んで、1週間でまた次の場所へ…その繰り返し。

私はもともとものすごく人見知りで、新しい場所に馴染んだり人と仲良くなるまでに時間を要するタイプでした。
学生時代の、入学直後の教室の雰囲気はもちろん、席替え後のそわそわした空気なんかも苦手でした。
プリント回してくれる人誰やろう、とか。
ペアや班で作業するとき誰と一緒やろう、とか。
そこに馴染めるかどうかが不安で、変化が起こるたびに心が疲れていました。

だから正直なところ、1か月半の実習を無事に乗り越えられるだろうかと不安でなりませんでした。

「私って、もしかして変わった?」

場所も、人も、仕事の内容も…何も知らない状況にひとりで立って、
「自分の居心地のよい場所は、自分で作っていかなきゃ」と意気込みました。

積極的に挨拶をして話しかけたり、少しでもわからないことがあれば逐一質問していました。
どちらも案外勇気のいることだけれど、なぜだか自然にできていました。
そんな自分に対して「私って、もしかして変わった?」と思ったほど。

だけど、今振り返るとそこには理由がありました。
毎日リモートで繋いで終礼をしてくださる先輩方に「今日はこんなことができた!」と良い報告がしたいなと思っていたから。
そしてなにより、スタッフのみなさんがとってもあたたかかったから。

毎日明るく笑顔で挨拶を返してくださったり、すれ違うたびに話しかけてくださったり、休憩中にも一緒にお話ししてくださったり、どんなに些細なことを質問しても嫌な顔一つせず丁寧に教えてくださったり…とにかくもっともっと自分から話してみたい!と思わせてくれる方たちばかりでした。

つまり、単に私が変わったのではなくて、
周りがそうさせてくれたのです。
人のあたたかさが、私を変えてくれました。

実習中は周りのスピードについていけずに焦ってしまうことがよくありましたが、そばには必ず「自分らしく、自分のやり方で、無理せずね」と声をかけてくださる方がいらっしゃいました。

「話しかけて、めんどくさそうにされたらどうしよう…」
「そんなこといちいち聞かないでって呆れられるかも…」
これまではそういう不安のせいで探り合う時間が増えて、
コミュニケーションを取りづらくなっていたのかなと思います。

ズーティーでは「あたたかさ」のおかげで不安を抱かずにいられたから、人見知りが嘘のように積極的なコミュニケーションをとることができました。

「な~んだ、あんなに悩んでいたのに杞憂だったな」
いざ始まってみるとそう思うくらい楽しくて、
気が付くとあっという間に終わっていました。

「目線」と「繋がり」の話

ロボットが売ってる?

インターネットでお買い物をするとき、そう思った事はありませんか?
買う側からしてみればスマートフォンやパソコンの画面しか見えないので
裏側ではロボットが商品を販売して運んでメール対応してるんじゃ?
と感じる事があります(私だけかな?)

でも、ズーティーではたくさんの人の手で想いを繋げて、お客様のもとへ届けているのです。

お客様目線を持つということ

突然ですが私、六アイ研修終了間際にインターネットショップでレースのワンピースを購入しました。
届くのをずっと楽しみにしていて、箱を開けた瞬間もとっても嬉しくて。
だけどビニール袋から出してみると袖とスカート部分にぽっかり穴が開いていました。

商品も店員さんも目の前にいないので、
「写真だけじゃ自分に合うサイズがわからへん」
「おしゃれなフィルターかかってて実際の色がわからへん」
「商品がなかなか届かへん」
「お問い合わせのメールが不愛想に感じる」
「箱や袋の中でぐちゃぐちゃになってる」
こういうモヤっとする瞬間って、たくさんあると思います。

効率の良さや自分のこだわりにばかりとらわれてしまうと、お客様の気持ちを置き去りにしてしまいます。

だから、「お客様目線」を持つことが大切なのです。

ズーティーに入社して、「裏側」に立ったからこそ、
このモヤっとした経験を忘れてはいけないなと強く感じました。

もうひとつの目線

「これ嫌じゃない?」「うん、私やったら嫌やな」「あなたはどう?」
実習中に何度も何度も聞いた言葉です。

これは、みんながお客様の目線に立って考えているからこその会話。
ズーティーでは、この「お客様目線」を大切に、インターネットショッピングならではのモヤっとを解消するための工夫がたくさんなされていることに改めて気付いた実習期間でもありました。

画面で見て思い描いていた商品と同じものが届くように。
注文した瞬間の熱が冷めないうちに届くように。
袋を開けた瞬間、わっと気分が上がるように。
お問い合わせをしたとき、メールや電話越しでも笑顔が見えるように。

六アイ実習を経てからは、画面の奥にいるのは機械じゃなくて人なんだと実感する事ができました。
(もちろん中には機械のショップもあると思いますが…)
だからか、穴の開いたワンピースが届いたときにも不思議とショックが少なかったのです。
きっとレースって破れやすいし、汚れや傷が見つけにくいよね…と共感できたから。

お客様の気持ちを忘れない、第一に考えることはもちろんだけど
こうして一生懸命愛をもってお仕事されてる方たちの気持ちを、その一員として忘れてはならないなと思うのです。

「繋がり」がもたらすもの

なぜズーティーで働く人たちはこんなにあたたかいのか。
そして、この実習の意味とは何だったのか。

社会人2か月目の私が思うことは、「人のあたたかさ」とは「繋がりを知ること」で生まれるのではないかということ。

実習中は先輩方のアドバイスをもとに、「なぜこの仕事をするのか」「誰のためにしているのか」「他のどのお仕事と繋がっているのか」を考え続けてきました。

そこから見えてきたのはどんな仕事も必ず誰かと繋がっていて、お客様や他のスタッフが快適に働けるようにという意味があるということ。

どんな人がどんな仕事をしているのか。
それにどんな意味があって、どんな思いで仕事をしているのか。
これらを知っておくことで、チームの垣根なく助け合えたり、こうした方があの人がやりやすいだろうなと思いやれるのです。

自分だけが自分だけの仕事を終えれば完成じゃない。
何事もたくさんの歯車が合わさってできていて、一つでも欠けると回らない。
例えパーツが揃っていたとしても、意思疎通が取れていなければ上手くかみ合わなくて動きがぎこちなくなる。
円滑にお仕事を成し遂げるためには繋がりを知ること、コミュニケーションをとることが欠かせないのだと知りました。

「繋がり」を知ることで相手を思いやれる。
相手を思いやれるから、ズーティーで働く人たちはこんなにもあたたかいのです。

最後に

今考えること

お客様のことも、共に働く人たちのことも思いやる。
それがテンション高めの女子を作っているのではないか!
と、入社1か月半の私は思ったのでした。

内側(社内)を思いやれていない会社が、外側(お客様や取引先様)を思いやれるはずがない!
と面接で熱弁した記憶がたった今蘇ってきました。

「テンション高め」を自分たちが作っていくんだという自覚を持てた研修期間。
この気持ちをこれからも大切に、もっと繋がりを広く深くしていけたらなと思います。
これから入社される皆さんとの新たな繋がりも、とっても楽しみにしています!

余談:イーザッカマニアで商品を買うと、たくさんの「THANK YOU」がデザインされた袋に入って届きます。こうしてたくさんの想いが繋がってお客様のもとに届いているのだと思うと、この「THANK YOU」にとっても深い意味があるように思えました。

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